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美容師をお客様にする美容師に。新しいマーケを提案するスタイリスト

スタイリスト・二俣 慎太郎
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次に踏み出したい第一歩は?

自身もフリーランス美容師として活躍する二俣慎太郎さんが提案するのは、長時間労働や集客のためのコストに縛られない、「新しい美容室経営のかたち」。個人事業主を経験して、美容室運営とマーケティングをもっと上手に掛け合わせることができないかを考えるようになったと言います。そんな二俣さんの今後の展望を詳しくお聞きしました。

厳しい修行を経て独立。広い視野で新しいビジネスを模索

美容室を営んでいた親戚の影響で美容師になったという二俣さん。高1で美容師になることを決め、19歳で美容の専門学校へ進学します。卒業後、就職したのは、業界で一番厳しいといわれる表参道の有名店。厳しい環境のなかで、二俣さんはお客様への細かい接客方法やパーマの技術を培っていきます。

ーー厳しい環境のなかでも10年間働き続けられたモチベーションはどこにありましたか?

二俣さん:何度も辞めようと思いましたが、理不尽なことを言ってくる先輩を見返してやろうという気持ちが大きかったです。あとは自分についてくれたお客様や美容室のお客様と仲良くなれたのがモチベーションになっていたんだと思います。

ーー前かがみなどの姿勢が多いと思うのですが、美容師特有の体の不調はありますか?

二俣さん:美容師は腰を痛めたりすると聞きますが、今のところ腰痛は感じていません。たまに背中が痛くなるくらいです。昔は足に合わない靴を選んでいたからなのか、よく足を痛めていました。現在は、自分の足の形に合った靴を木型から選んで履くようにしていて、そんなに足の不調もありません。アメリカの靴が好きで、自分に合う形があるんです。

運営サイドに視点が変化。美容師を顧客にする美容師になりたい

現在、二俣さんはフリーランスの美容師をしながら、長岡と新潟で店舗を運営しています。スタッフ全員が個人事業主という運営スタイルで、副業としてアクセサリー販売も行っているのだとか。

ーービジネスの視野が広まったのは、アクセサリー販売がきっかけですか?

二俣さん:そうですね、新しい取り組みを始めたのは半年ほど前からです。本を読んだり、動画を見たり、セミナーを受けたりして勉強しながら、マーケティングや広告について学びました。仮説を立てて検証するのが面白く、効果が出ると楽しいんです。

そこで二俣さんは、アクセサリー販売で発見したマーケの楽しさを、美容室の運営に落とし込めないかと考えました。予約ツールのプラットフォームに頼るだけでなく、自分たちで集客できる美容室マーケティングを提案していきたいと語ります。

ーー「美容室にマーケを」とのことですが、今後の展望を教えてください。

二俣さん:小規模な美容室では常に人手が足りず、オーナーもずっとお店で働かなければいけません。一方で、自社で集客ツールや予約システムを持っているお店は少なく、高い月額を払って大手ポータルサイトに掲載するなどしています。きちんとしたホームページと予約ツールがあれば、自分たちでも十分に集客ができるんです。目指すのは、『将来設計ができるお店づくりのための仕組み』。美容室経営者をターゲットにした美容室のための支援サービスを作っていきたいです。

二俣 慎太郎

東京出身。美容師歴16年。2005年から都内有名店に就職後、2015年にJEANAHARBORへ参加。別事業として、地方美容室のコンサルティングとアクセサリーショップowol.を運営。